トップメッセージ

 株主のみなさまには、平素より格別のご高配をたまわり、厚く御礼申しあげます。
 ここに当社第97期事業概況(2020年度通期)をご報告申しあげます。

 当社はおかげさまで、今年5月をもちまして、創立から70周年を迎えました。これもひとえに、みなさまの長年にわたるご愛顧の賜物であり、あらためて深く感謝申しあげます。
 振り返りますと、1951年の創立以来、「東北の繁栄なくして当社の発展なし」という考えのもと、水力・火力・原子力をはじめとした多様な電源の開発などを通じて、東北6県および新潟県の電力の安定供給に努め、地域とともに成長してまいりました。

 現在、電力業界においては、電力小売全面自由化以降続く競争の激化、新型コロナウイルス感染症拡大による電力需要への影響、国による2050年のカーボンニュートラル(CO2の排出量実質ゼロ)に向けた方針の表明など、経営環境が大きくかつ急速に変化しております。

 このようななか、当社グループは、「東北電力グループ中長期ビジョン『よりそうnext』」のもと、電力供給事業を通じた競争力の徹底強化と、今年4月に設立いたしました「東北電力フロンティア株式会社」を中心に、地域に住む方々の快適・安全・安心な暮らしを支えるスマート社会実現事業の早期収益化への取り組みを進めております。

 また、カーボンニュートラルに向けた取り組みにつきましては、その実現に向け、今年3月に「東北電力グループ “カーボンニュートラルチャレンジ2050”」を取りまとめました。火力電源の脱炭素化、再生可能エネルギーと原子力発電の最大限活用、スマート社会実現事業の展開等により、CO2排出削減を加速してまいります。

 当社といたしましては、70周年の節目を新たな出発点として、グループスローガン「より、そう、ちから。」のもと、お客さまにより沿い、地域に寄り添い、当社グループだからできる価値を提供することで、さらなる企業価値の向上をはかってまいります。

 株主のみなさまにおかれましては、なお一層のご理解とご協力をたまわりますようお願い申しあげます。

取締役社長 樋口 康二郎
取締役社長 樋口 康二郎