トップメッセージ

 株主のみなさまには、平素より格別のご高配をたまわり、厚く御礼申しあげます。
 また、新型コロナウイルス感染症に罹患された方に心よりお見舞い申しあげます。
 ここに当社第97期中間事業概況(2020年度上半期)をご報告申しあげます。

 当社の2020年度上半期決算(連結)は、電力の販売に伴う収入が減少したものの、燃料市況を踏まえたLNGのスポット調達拡大により燃料費を低減させたことや、発電所定期点検等の実施時期の違いから修繕費が減少したことなどに加えて、燃料費調整制度のタイムラグ影響が利益を押し上げたことから、経常利益は805億円となりました。
 2020年度中間配当金につきましては、上記の決算および財務の状況などを総合的に勘案し、1株につき20円とさせていただきました。

 当社は、今年2月に「東北電力グループ中長期ビジョン」を策定し、これまでの電力供給事業を基盤に、地域に住む方々の快適・安全・安心な暮らしに貢献する「スマート社会実現事業」を成長事業と位置づけ、ビジネスモデルの転換に挑戦しています。

 現在、新型コロナウイルス感染症の終息が見通せない状況にありますが、こうしたなかで、社会・経済の構造やビジネススタイルは急速に変化しています。また、オフラインからオンライン、集中から分散、非対面や遠隔でのコミュニケーションなど、コロナ禍を経て変わった生活・社会の在り方は、当社の中長期ビジョンが描くスマート社会の姿と重なります。そのため、当社グループは、2030年代のありたい姿である「東北発の新たな時代のスマート社会の実現に貢献し、社会の持続的発展とともに成長する企業グループ」に向けてより一層取り組みを加速してまいります。

 また、環境に係る対応としましては、再生可能エネルギーの開発、原子力発電所の再稼働、火力発電の熱効率向上、二酸化炭素回収貯留(CCS)の技術確立に向けた支援等を進めることにより、全世界的な課題となっている気候変動の問題に取り組んでまいります。

 当社といたしましては、東北電力グループスローガン「より、そう、ちから。」のもと、東北電力グループ一丸となって、お客さまや地域をはじめとするステークホルダーのみなさまのご期待にお応えしてまいります。

 株主のみなさまにおかれましては、なお一層のご理解とご協力をたまわりますようお願い申しあげます。

取締役社長 樋口 康二郎
取締役社長 樋口 康二郎