■新潟支店■発電体験で大盛り上がり 自然科学館でエネルギー出前講座を開催!

■新潟支店■発電体験で大盛り上がり 自然科学館でエネルギー出前講座を開催! イメージ

 8月6日、新潟支店は「新潟県立自然科学館」にてエネルギー出前講座「でんきの研究ひろば」を開催しました。 社員による電気の基礎知識に関する解説や、発電模型を使った発電の仕組みの解説、手回し発電機での発電体験などで大盛況となった様子を紹介します。

新潟県との包括連携協定に基づく取り組み

 東北電力は、次世代支援プロジェクト「放課後ひろば」のもと、地域の未来を担う子どもたちに対して、エネルギー出前講座や施設見学会・職業体験訪問など、エネルギーに関する学びの機会を継続的に提供しています。
 今回開催した出前講座は、2019年2月に締結した新潟県との包括連携協定に基づき、次代を担う子どもたちに学びの機会を提供することを目的に、新潟県立自然科学館と連携し2019年度より継続しているもので、2024年度で6年目の開催となります。
 子どもたちの夏休みにおける自由研究の一助になることを見据え、毎年8月頃に開催しており、当日は小学3〜6年生の親子、計18組36人が参加しました。

動く発電模型にワクワク、目で見て学習!

 当日は、東北電力の社員が講師となり、生活に欠かすことのできない「電気」の基礎知識などについて解説。さらに、エネルギー資源の埋蔵量に関するクイズや、火力・風力発電模型を用いた発電の仕組みの解説・体験などを交えながら、「各発電方法のメリット・デメリット」「エネルギーミックス」「カーボンニュートラル」について講義しました。
 特に火力発電模型を用いた発電の仕組みの解説では、圧力鍋で発生させた蒸気でタービンが回転、接続された発電機(モーター)により電気が発電され、電球が点灯する様子を子どもたちが間近で見学。ワクワクした様子で、目を輝かせて解説を聴いていました。

発電体験、光るシャープペンシルの芯!

 参加した親子皆で、手回し発電機を使った発電体験を実施。これは、シャープペンシルの芯に手回し発電機にて発生させた電流を流すことで、芯を電球のフィラメントのように光らせるものです
 皆で力を合わせて、一斉に手回し発電機のハンドルを回転させると、徐々に芯が赤く発光!その様子に参加者同士、驚いた顔を見合わせながら、会場内は歓声と拍手に包まれました。

※電球のフィラメントに電流が流れると、電気抵抗によってフィラメントが発熱し、ある温度以上になると光を放つ仕組み。今回は、フィラメントに見立てた芯を使った手作り電球で模擬したもの。

新エネルギーを体験 燃料電池カーを工作!

 夏休みにおける自由研究の一助となるよう「燃料電池カー」の工作を行いました。マグネシウム、酸素、塩水により発電して走り出す燃料電池カーの工作を通じて、新エネルギーを体験しました。親子で協力しながら工作し、作り終わった「燃料電池カー」を楽しそうに走らせる様子が印象的でした。

次代を担う子どもたちに、学びの機会を!

 参加した子どもたちからは「発電には色々な種類や特徴があることが分かった」「エネルギー資源には限りがあり大切に使いたい」、また、保護者からは「模型の活用や発電体験をしながらの講義は理解しやすかった」「今後もぜひ続けてほしい」など、今回の講座を高く評価する多くのコメントが寄せられました。
 新潟支店では、次代を担う子どもたちに、身近な電気・エネルギーの学習を通して、地球環境やエネルギー資源など、地球規模の問題について考えてもらえるよう、引き続き「エネルギー・環境教育」の支援活動に取り組んでいくこととしています。