Tomorrow Initiative

  • グループ戦略部門
    経営企画ユニット
    (取材当時)稲持 雄也 2007年入社
  • 現代社会に欠かせないインフラである電力に携わり、
    地元である東北・新潟地域の豊かな暮らしに貢献したいと考え入社。
    仙台北営業所、古川営業所でのお客さま対応、
    環境部での環境マネジメント推進などを経て、
    現在はグループ戦略部門にて経営方針の策定を担う。

「より、そう、ちから。」は、
新たな第一歩

  • コーポレートスローガンの策定に携わったそうですね?

    グループ戦略部門(旧:企画部)に着任して間もなく、コーポレートスローガン「より、そう、ちから。」の策定に携わりました。創立以来、「東北の繁栄なくして当社の発展なし」の考えが根付いています。そして、社員一人ひとりが「地域の未来への熱い想い」を心に宿しています。「より、そう、ちから。」には、これまで以上に踏み込んで、お客さまや地域の方々の思いによりそい、未来に向けて貢献していく決意を込めています。

    社内浸透も推進されたのですか?

    そうですね。「より、そう、ちから。」を策定しただけでは意味がありません。全社員が理解し、行動へとつなげていくことが大切。そのため、社員向けの解説版冊子「ブランドの手引き」の作成、各職場で推進を担う「より、そう、ちから。推進サポーター」の委嘱、全事業所を訪問し「より、そう、ちから。」の実現に向けた取り組みを議論する「ブランドミーティング」の開催など、社内浸透にも注力しました。

    現在はどのようなことに取り組んでいますか?

    経営方針や戦略立案を担っています。具体的には、社内の各部門と議論を重ね、2020年2月に「東北電力グループ中長期ビジョン」を策定・公表し、現在は、そのビジョンの実現に向けた取り組みを進めています。「より、そう、ちから。」の基盤の下、新たな東北電力グループを目指すべく、「中長期ビジョン」では、「東北発の新たな時代のスマート社会の実現に貢献し、社会の持続的発展とともに成長する企業グループ」を2030年代のありたい姿として掲げました。

将来は、現在の
延長線上にない
可能性がある

  • なぜ変わらなくてはいけないのでしょうか?

    電力小売全面自由化による競争激化や送配電部門の法的分離など、電力会社を取り巻く環境は現在大きな変化を迎えています。東北・新潟地域に適地の多い再生可能エネルギーの導入拡大、IoTやAIなどの技術革新、電気自動車の普及などの新たな動きにも対応していく必要があります。このような変化の中で発展し続けていくためには、自らが変わり、変化をビジネスチャンスにしていかなくてはならないと私は考えています。

    これまでとは異なるビジネスも視野にはありますか?

    「電気をつくり、おくり、届ける」という電力会社のビジネスモデルは大胆な変革を求められるでしょう。誤解を恐れずに言えば、将来は現在の延長線上にはない可能性もあります。電力を基盤としながらも、従来の発想にはとらわれない、さらなる成長に向けた取り組みを加速させています。

ビジネスチャンスは
新たな領域に

  • さらなる成長に向けた取り組みとは?

    当社が事業基盤を置く、東北・新潟地域では、他の地域と比較して、人口減少や少子高齢化が加速しており、今後、様々な分野で社会課題が顕在化し、社会構造も大きく変化することが想定されます。「中長期ビジョン」では、このような社会課題を、次世代のデジタル技術やイノベーションの活用等により解決し、地域に住む方々が快適・安全・安心に暮らすことができる社会を目指す「スマート社会実現事業」を成長事業として掲げ、新たな価値の創造に果敢に挑戦しています。具体的には、電力に留まらない複数のサービスをトータルで提供するタウンマネジメントや、地域に分散して存在している太陽光発電や蓄電池等を集約・活用し地域のエネルギーの有効活用を図る事業などの検討を進めています。

    再生可能エネルギーについて教えてください。

    もともと東北・新潟地域には、水力、風力、地熱など、再生可能エネルギーの発電に適した地域が多くあります。当社としては、このような東北・新潟地域のポテンシャルを活かすため、再生可能エネルギーの開発にも積極的に取り組んでいます。また、再生可能エネルギーの導入拡大に向けて、水素エネルギーの利活用など、新たな技術開発にも挑戦しています。

変わらぬ使命を胸に
私たちならではの独自の価値を提供する企業へ

  • 今後どんな企業になっていくのでしょうか?

    「東北の繁栄なくして当社の発展なし」の考えや、「より、そう、ちから。」に込めたお客さまや地域への想いは、この先も変わらずに私たちのベースになるものです。その上で、電力を基軸に多様な事業を展開し、“私たちならではの価値”を日本に世界に提供していく企業へ進化していきたいと私は考えています。

    チャレンジングな舞台なのですね?

    その通りです。使命を胸に抱きながら、将来像を構想すること。次の時代へ、未来のお客さまや地域の方々のより豊かな暮らしへ、何ができるか、その価値を問い続けること。大きな変化の中で挑戦的に事業を描いていける電力会社の仕事は、どんどん面白くなっていくはず。これからの電力会社は本当に面白いと私は心から思っています。