プレスリリース

新潟火力発電所4号機の廃止について

2018年10月 1日

 当社は、設備の経年化が進行している新潟火力発電所4号機(新潟県新潟市)について、9月30日をもって廃止いたしました。


 新潟火力発電所4号機は、主に需要が高まる夏季や冬季のピーク時間帯の供給力として活用しておりましたが、今後の需要見通しや新規火力電源の開発計画などを踏まえた供給力確保の見通し、設備の維持費用の見通しなどを踏まえ、本年9月の廃止を計画していたものです。

2018年2月28日お知らせ済み


 なお、新潟火力発電所4号機と同様に、本年9月の廃止を計画しておりました緊急設置電源である秋田火力発電所5号機(秋田県秋田市)、東新潟火力発電所5号機(新潟県北蒲原郡聖籠町)については、昨今のより厳しい気象状況等を踏まえ、東北・新潟エリア全体の電力供給に万全を期すため、需給の厳しい冬場を過ぎるまで廃止を延期することといたしました。


 当社といたしましては、廃止設備の撤去工事を安全最優先で実施するとともに、引き続き他発電設備の安定運転に努めてまいります。


<新潟火力発電所の概要>


4号機(今回廃止)

5号系列

出力

25万kW

10.9万kW

燃料

LNG、天然ガス、重油

天然ガス

運転開始

1969年8月

2011年7月



以上



※ 東日本大震災で太平洋側の火力発電所が甚大な設備被害を受け、当面供給力として見込めなくなったことから、供給力確保のために短期間で設置可能な電源として、震災直後に設置したもの。

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