当社は、米国キャメロンLNGプロジェクトからのLNG購入に関して、5月16日にGDFスエズ社との間で基本合意書を締結いたしました。今後、売買契約の締結に向け、同社と協議を進めてまいります。
今回の基本合意に基づき、当社は本プロジェクトより2018年または2019年から約20年間にわたり、年間約27万トンのLNGを購入※1する予定です。
また、LNG価格の算定においては、従来の原油価格連動※2ではなく、ヘンリーハブ価格連動※3を適用いたします。
今回の基本合意は、当社におけるLNG調達の安定性、柔軟性ならびに経済性の向上に寄与するものと考えております。
本プロジェクトは、キャメロンLNG社が保有・運営するLNG受入基地(米国ルイジアナ州ハックベリー)に、同社が天然ガス液化施設を新設し、シェールガスを含む米国産天然ガスから製造するLNGを輸出するプロジェクトです。
本プロジェクトからのLNG購入に関わる基本合意書の締結は、ダイヤモンドガス・インターナショナル社(以下、「DGI社」という。)(平成26年4月24日)に続き2件目であり、調達量は合計で年間約57万トンとなります。
当社では、これまで中長期的な燃料費低減に向けて、燃料調達における市場の構造変化を捉え、従来とは異なる価格体系となる案件の検討を進めてまいりましたが、前回のDGI社との基本合意で米国天然ガス価格連動※4を適用したことに続いて、今回のGDFスエズ社との基本合意においてもヘンリーハブ価格連動を適用しており、LNG価格指標の多様化を図っております。
当社は、引き続き、LNG価格指標の多様化ならびに経済性の確保を図るとともに、将来のLNG市場動向の変化等に応じた柔軟なLNG調達に努めてまいります。
※1 当社は、GDFスエズ社からLNGを購入いたしますが、このLNGはGDFスエズ社が調達したシェールガスを含む米国産天然ガスをもとに、キャメロンLNG社が液化・製造したLNGとなります。GDFスエズ社は、キャメロンLNG社との間で天然ガス液化委託契約を締結しております。
※2 全日本輸入原油平均CIF価格(JCC:Japan Crude Cocktail)などの原油価格を指標とするLNG価格の算定方式。
※3 ヘンリーハブ価格を指標とするLNG価格の算定方式。ヘンリーハブ価格とは、アメリカのルイジアナ州にあるヘンリーハブ(パイプラインが交差するガス集積地)のスポット価格を指し、米国天然ガスのスポット市場価格の代表的な指標とされております。
※4 米国天然ガス・スポット価格を指標とするLNG価格の算定方式。米国内には地域ごとに多くの天然ガスのスポット市場があり、米国天然ガス価格連動では、ヘンリーハブ価格だけでなく、これら地域ごとのスポット価格も指標として適用いたします。
<LNG購入に関する基本合意の概要>
| 基本合意書締結日 |
2014年5月16日 |
| 売主 |
GDFスエズ社 |
| 買主 |
東北電力株式会社 |
| 契約期間 |
2018年または2019年から約20年間 |
| 年間契約数量 |
約27万トン |
| 受渡条件 |
DES(着船渡し) |
<契約スキームの概要>
以上
「プレスリリース本文のPDFファイルはこちら」