2018年12月4日(火)11時09分頃、女川原子力発電所1号機(2011年9月10日から第20回定期検査中)の原子炉建屋地下1階(放射線管理区域:原子炉隔離時冷却系ポンプ室非常用空調機エリア※1)において、排水用の溜め升から水が溢れていることを当社社員が確認しました。
また、当該エリアの真上に位置する原子炉建屋地上1階通路に設置している排水用の溜め升周辺および真下に位置する原子炉建屋地下2階原子炉隔離時冷却系ポンプ室にも溢水していることを確認しました。
溢れ出た水の量は合計で約900リットルです。
溢れ出た水は、復水補給水系※2の水であり、放射能濃度は検出限界未満であることを確認しました。
排気筒モニタ、排水モニタ、モニタリングポストの値に異常はなく、本事象による環境への影響はありません。
本件は、復水補給水系の点検終了に伴い、当社社員が、当該系統に再度水を満たす作業を行っている時に、「開」となっていた弁からの排水量が多かったことから、排水しきれなかった水が溢れ出たものです。
なお、当社社員が当該弁を閉めたことにより、溢水は停止しました。
今後、詳細原因を確認のうえ、再発防止対策を検討してまいります。
本事象は、法令に基づく国への報告が必要となる事象(トラブル)に該当しません。
※1 原子炉隔離時冷却系ポンプ室非常用空調機エリア:
原子炉の圧力が高い状態で原子炉へ注水する系統である原子炉隔離時冷却系ポンプ室の非常用空調機が設置されているエリア。
※2 復水補給水系:
液体廃棄物処理系で処理された水等を貯留した復水貯蔵タンクを水源とし、各建屋に設置されている機器等への補給水の供給を目的とした系統。
以上
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