プレスリリース

平成20年岩手・宮城内陸地震による女川原子力発電所への影響について(第三報・最終)

平成20年 6月14日

 本日、8時43分頃に発生した平成20年岩手・宮城内陸地震による女川原子力発電所の状況は以下のとおりです。

 地震発生後、巡視による設備点検を実施しましたが、安全上重要な設備を含む設備に被害や水漏れは確認されませんでした。

 

1.原子力発電所の停止状況

   女川原子力発電所1号機 定期検査のため停止中

   女川原子力発電所2号機 運転継続中

   女川原子力発電所3号機 運転継続中

 今回女川で観測された地震動の加速度の最大は57ガルでした。

   (自動停止に至る設定値は200ガル)

 

<参考>東通原子力発電所1号機 定期検査中のため停止中

 今回東通で観測された地震動の加速度の最大は5ガルでした。

(お知らせ済み)

 

2.設備の被害状況など

 巡視による設備点検を実施しました(14時00分終了)が、安全上重要な設備を含む設備に被害や水漏れは確認されませんでした。

 

 なお、設備被害ではありませんが、地震の影響により次の事象を確認しました。

 ○1、2号機で共用しているろ過水ポンプ*が停止しましたが、13時45分に復旧しております。

  なお、本事象はプラントの運転に影響を与えるものではありません。

 

*ろ過水ポンプとは、ろ過水タンクの水を、各建屋内に設置している機器、配管等に供給するポンプ。ろ過水ポンプが停止しても、純水タンクから純水ポンプにより各建屋内の機器等に水を供給することが出来ます。

 

以 上

 

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