女川原子力発電所2号機における制御棒の不具合について
2025.10.23
原子力発電
女川原子力発電所2号機(定格熱出力一定運転中)において、昨日(10月22日)、制御棒※1の動作を確認する定期試験を行っていたところ、137本ある制御棒のうち1本が、全引抜位置から手動で挿入できないことを確認しました。
そのため、昨日18時56分、当該制御棒が動作不能と判断しました。
なお、当該制御棒を除く136本については問題なく動作可能であること、および、当該制御棒を含め全137本の自動挿入機能に問題がないことから、発電所の運転に影響はありません。
また、本事象による発電所周辺の環境への放射能の影響はありません。
今後、本事象が発生した原因を調査してまいります。
本事象は、発電所の運転管理のために確認すべき事項などを定めた「原子炉施設保安規定」における運転上の制限※2を逸脱するものではなく、法令に基づく国への報告が必要となる事象には該当しません。
なお、女川原子力発電所の情報公開基準※3区分III「①安全上重要な機器に不具合が発生し、機能維持に影響のないとき」に該当します。
以上
※1 制御棒は、炉内に出し入れすることで中性子の量を制御し、核分裂反応の度合いを調整する。これにより、原子炉の出力を調整したり、停止させる。
※2 原子炉施設保安規定において、発電所の安全機能を確保するため、原子炉の状態に応じ、動作可能な機器、受電できる外部電源などの必要数や、遵守すべき温度や圧力などが定めている。
※3 女川原子力発電所 情報公開基準(2023年4月1日運用開始)