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(社長コメント)女川原子力発電所2号機における再稼働(発電再開)について2024年11月15日 東北電力株式会社 取締役社長 社長執行役員 樋口 康二郎 本日、女川原子力発電所2号機が再稼働(発電再開)しました。 本日の再稼働に至るまで、審査申請に係る事前協議了解や発電所視察などを通じ、真摯にご議論、ご確認をいただきました宮城県、女川町、石巻市ならびにUPZ自治体の関係者の皆さまをはじめ、監督官庁など国の関係ご当局の皆さま、立地地域の皆さま、安全対策工事に従事いただいた皆さまのご尽力に対しまして、心から感謝を申し上げます。 女川原子力発電所2号機については、2011年3月11日の東日本大震災で被災し、その後、2013年12月27日に新規制基準の適合性審査申請を行い、10年に及ぶ審査を経て、本年5月27日に安全対策工事を完了しました。 再稼働に向けた工程においては、安全確保を最優先に、各種検査・試験、作業などへの対応を丁寧に進め、本日、再稼働に至りました。 女川原子力発電所2号機の再稼働は、東日本大震災で被災した沸騰水型軽水炉(BWR)で初の再稼働であり、震災からの復興につながるとともに、電力の安定供給やカーボンニュートラルへの貢献の観点からも、大きな意義があるものと認識しております。 当社は、女川原子力発電所2号機の発電再開を、単なる「再稼働」ではなく、発電所をゼロから立ち上げた先人たちの姿に学び、地域との絆を強め、東京電力福島第一原子力発電所事故の教訓を反映し、新たに生まれ変わるという決意を込めて「再出発」と位置付けております。 女川原子力発電所2号機の安全性は、地震・津波といった自然現象や重大事故に備えた多種多様な安全対策の強化により、東日本大震災前と比較して確実に向上したものと考えております。今後とも、原子力発電所の「安全対策に終わりはない」という確固たる信念のもと、原子力発電所のさらなる安全性の向上にむけた取り組みを着実に進めてまいります。 また、地域の皆さまに、当社の取り組みについて分かりやすく丁寧にお伝えし、地域の皆さまから信頼され、地域に貢献する発電所を目指してまいります。 以 上 (注)樋口社長の「樋」は、一点しんにょう 「プレスリリース本文のPDFファイルはこちら」
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