燃料費等調整の仕組み

2026年4月1日を実施日として燃料費等調整単価の算定諸元を見直しました。
見直し前後の算定諸元についてはこちらをご確認ください。

燃料費等調整について

毎月の電気料金は、契約の容量(大きさ)で決まる基本料金に、使用電力量に応じて計算する電力量料金を加えたものです。そのうち、電力量料金は、毎月の燃料費調整単価、離島ユニバーサルサービス調整単価、および市場価格調整単価に使用電力量を乗じた燃料費等調整額を加算、または差し引きして計算します。

電気料金の構成を示す図

電気料金への反映時期について

燃料費等調整額は毎月見直しを行います。具体的な算定期間と反映時期については、下表をご確認ください。

燃料費等調整額の算定期間と電気料金への反映時期を示す一例。検針日が毎月初日の場合は11月から1月の平均燃料価格と3月の平均市場価格が4月の電気料金に反映される。検針日が毎月初日以外の場合は11月から1月の平均燃料価格と2月の平均市場価格が3月中旬から4月中旬の料金に反映されます。
  • ※特別高圧のお客さまについてはすべて、検針日が毎月初日となります。高圧のお客さまについては、ご契約により検針日が異なります。

燃料費等調整額の算定方法について

燃料費等調整額は、燃料費調整額、離島ユニバーサルサービス調整額および市場価格調整額によって算定いたします。

(1)燃料費調整額

燃料費調整額とは、原油・LNG(液化天然ガス)・石炭の燃料価格の3カ月平均(平均燃料価格)にもとづき、2カ月後の燃料費調整単価を算定し、毎月(1カ月ごと)の使用量に乗じた金額です。

平均燃料価格の算定

平均燃料価格の算定式。平均燃料価格は、平均原油価格に係数を乗じた値、平均LNG価格に係数を乗じた値、平均石炭価格に係数を乗じた値の合計として算定されます。
  • (注1)平均原油価格・平均LNG価格・平均石炭価格の単位は1円とし、その端数は小数点以下第1位で四捨五入いたします。
  • (注2)α、β、γは、原油換算率に燃料種別ごとの熱量構成比を乗じた係数です。

燃料費調整単価の算定

平均燃料価格に応じて、各契約種別ごとに次の算式によって算定します。

燃料費調整単価の算定方法を示す図。平均燃料価格が基準燃料価格を上回る場合はプラス調整、下回る場合はマイナス調整となり、その差額に基準単価を乗じて算定されます。
  • ※基準単価とは、平均燃料価格の実績が1キロリットルあたり1,000円変動した場合の値です。(基準単価は消費税等相当額を含んでおります)
    特別高圧で供給する場合:17銭6厘
    高圧で供給する場合:18銭3厘
  • (注1)燃料費調整単価の単位は銭単位とし、その端数は小数点以下第1位で四捨五入いたします。
  • (注2)基準燃料価格とは、料金設定時の平均燃料価格であり、原油換算値1キロリットルあたり39,300円です。なお、平均燃料価格が基準燃料価格に一致する場合、燃料費調整はありません。

(2)離島ユニバーサルサービス調整額

離島ユニバーサルサービス調整額とは、東北電力ネットワーク株式会社の託送供給約款に定める離島ユニバーサルサービス調整単価に基づき算定します。

「離島ユニバーサルサービス調整」とは、本土と電力系統が接続されていない離島において一般送配電事業者が行う離島供給に係る火力燃料費の毎月の変動を、託送料金を通じて調整するものです。 経済産業省令にもとづき、これまで燃料費調整に含まれていた離島供給(東北電力ネットワークが供給)に係る火力燃料費の変動を区分して「離島ユニバーサルサービス調整」として算定いたします。

離島平均燃料価格の算定

離島平均燃料価格の算定方法を示す図。離島平均燃料価格は平均原油価格に係数を乗じて算定されます。
  • (注1)平均原油価格の単位は1円とし、その端数は小数点以下第1位で四捨五入いたします。
  • (注2)αは、東北電力ネットワーク株式会社の定める離島平均燃料価格における係数です。

離島ユニバーサルサービス調整単価の算定

離島平均燃料価格に応じて、各契約種別ごとに次の算式によって算定します。

離島ユニバーサルサービス調整単価の算定方法を示す図。離島平均燃料価格が離島基準燃料価格を上回る場合はプラス調整、下回る場合はマイナス調整を行う。なお、離島平均燃料価格が上限価格を超える場合は上限価格を適用して算定されます。
  • ※離島基準単価とは、離島平均燃料価格の実績が1キロリットルあたり1,000円変動した場合の値です。(基準単価は消費税等相当額を含んでおります)
    全電圧共通:1厘
  • (注1)離島ユニバーサルサービス調整単価の単位は銭単位とし、その端数は小数点以下第1位で四捨五入いたします。
  • (注2)離島基準燃料価格とは、離島ユニバーサルサービス調整を行う際の、原油価格の基準となる金額です。

(3)市場価格調整額

市場価格調整額とは、卸電力取引市場価格の変動分に毎月の使用電力量を乗じた額です。

平均市場価格の算定

平均市場価格の算定方法を示す図。平均市場価格は、スポット市場価格の全日平均価格と昼間平均価格を基に算定されます。
  • (注1)スポット市場価格とは、(一社)日本卸電力取引所が公表する翌日取引を行うための卸電力取引市場における売買取引価格です。なお、スポット市場価格として参照する価格は、お客さまの需要場所の属する供給区域に適用されるものといたします。
  • (注2)全日は午前0時から翌日0時まで、昼間は午前8時から午後4時までを指します。
  • (注3)スポット市場価格の平均価格の単位は、1銭とし、その端数は小数点以下第1位で四捨五入いたします。
  • (注4)δ1、δ2は日本卸電力取引所からの調達電力量およびFIT電気買取電力量における全日と昼間の電力量構成比を乗じた係数です。

市場価格調整単価の算定

平均市場価格に応じて、各契約種別ごとに次の算式によって算定します。

市場価格調整単価の算定方法を示す図。平均市場価格が基準市場価格を上回る場合はプラス調整、下回る場合はマイナス調整を行います。
  • (注1)市場価格調整単価の単位は銭単位とし、その端数は小数点以下第1位で四捨五入いたします。
  • (注2)基準市場価格とは、市場価格調整の基準となる価格(2024年9月〜2025年8月のスポット市場価格をもとに決定)であり、11円51銭です。なお、平均市場価格が基準市場価格に一致する場合、市場価格調整はありません。