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< 特 集 > 東北のトピックス
東北経済連合会(東経連)では、1995年から、東北7県の新産業・新規事業の創出支援を行う東北ベンチャーランド運動の推進や、産学連携による地元企業の技術イノベーションを支援する産学連携マッチング委員会の設置により、地域の産業振興に取り組んできた。さらに、地域ファンドとしては全国最大規模の東北インキュベーションファンド設立に尽力し、その投資対象企業の中から株式公開企業も生まれてきている。東経連は、このような活動を通して、東北地域の産業活性化に大きく貢献してきた。
そうした中、東北ベンチャーランド運動の中心となってきた東北ベンチャーランド推進センターは、2005年度をもって設置期限とした5ヵ年の満期を迎えた。これに伴い、東経連では東北各地の新しい事業の芽をしっかりと成長させるため、マーケティング支援などを柱に、東北7県の産学官との連携を一層強化し、地域企業の国際競争力強化に取り組む新たな支援組織である「東経連事業化センター(東北地域新規事業化支援センター)」を2006年4月に設立した。
同センターは、事業内容として、「マーケティング、セールス、知財等戦略立案のサポート」「革新的な研究開発プロジェクト創出のサポート」「経営企画力アップを目指した人材育成」「科学技術・産業政策に対する国への提言」を掲げ、着実な活動を開始した。
東北地域でも、ユニークな技術シーズをもとに高品質な新製品を開発している企業は多い。こうした企業が、顧客ニーズを十分に吸収した商品開発や、適切な販路チャンネルへのアクセス、知的財産戦略などで競争力を高めながら、市場参入が果たせるようサポートしている。また、過去の事例から、東北の大学発の技術シーズが、域外の企業と連携してインパクトのある技術革新を行っていることが多いことから、革新的な研究開発プロジェクトの創出とともに地元企業参画の促進、研究開発成果の事業化へのサポートを目指している。
人材育成においても、ビジネスの現場で直ちに活かせることを中核の視点として、マーケティング、ファイナンス等の連続セミナーを開催してきている。
加えて、こうした実践活動のなかでの経験を通して、東北7県の地域イノベーションシステムの強化に向けて、国、地方自治体の科学技術・産業政策に対する提言も行っていくこととしている。
*2007年2月現在
![[東経連事業化センター]マーケティング イニシアチブに取り組む 東経連事業化センター](img/toukeiren_h4_back.gif)