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研究テーマ06 住宅における冬期の乾燥対策の効果に関する実験

高断熱高気密住宅の乾燥対策
背景と目的

近年、住宅における温熱環境の快適性に対するニーズが高まり、冬期の室内乾燥の問題が着目されてきています。

そこで、本研究ではお客さまの乾燥対策に役立つデータを整備することを目的として、自然環境試験室における実験により、各種乾燥対策の効果を定量的に把握しました。

実験の概要

宮城県仙台市の当社研究開発センター敷地内の試験室2棟(A棟、B棟)において、A棟のみ乾燥対策を実施し、B棟では乾燥対策を実施しない条件で室内湿度を比較する実験を行いました。図1、表1に試験室の平面図と実験条件を、図2〜5に各対策の結果を示します。

各対策の効果を見ると、加湿器の効果が最も大きく、湿度が快適範囲(40〜60%) を常に維持している様子が分かります。また、湯はりした浴槽の開放、室内への洗濯物干しにより、湿度は一時的に快適範囲まで上昇しており、これらの対策を組み合わせることで、加湿器を24時間使用しなくても快適範囲を維持することが可能であることを確認しました。

※ 快適範囲
米国暖冷房空気調和技術者協会により、相対湿度の快適範囲は40〜60%と報告されています。

図1 自然環境試験室の平面図(A、B棟共通)
図:図1 自然環境試験室の平面図(A、B棟共通)
表1 実験条件
実験 A棟 B棟
加湿源 加湿源
(1) 加湿器(加湿容量670g/h×1台) なし
(2) 湯はりした浴槽開放
(3) 室内への洗濯物干し(大人2人分、約2kg)
(4) 観葉植物(カポック×2鉢)
図2 加湿器の効果(実験(1))
図3 湯はりした浴槽開放の効果(実験(2))
グラフ:図2 加湿器の効果(実験(1)) グラフ:図3 湯はりした浴槽開放の効果(実験(2))
図4 室内への洗濯物干しの効果(実験(3))
図5 観葉植物の効果(実験(4))
グラフ:図4 室内への洗濯物干しの効果(実験(3)) グラフ:図5 観葉植物の効果(実験(4))

担当土木建築部

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