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東北電力

 

webマガジン電気と化学のひろば'11春号

電気なるほどノート

天然(てんねん)ガスは気体なのにどうやって運ぶの?

日本へは液体にしてからタンカーで運ばれてきます。

天然ガスは、発電の燃料(ねんりょう)や都市ガスとして利用される気体です。
エネルギー資源(しげん)にとぼしい日本は、国内で使う天然ガスの約96%を海外から輸入(ゆにゅう)しています。
天然ガスを運ぶには、気体のままパイプラインで運ぶ方法と、液体(えきたい)にしてタンカーで輸送する方法があります。
天然ガスの生産地は世界各地にありますが、たくさんとれるのはロシアやアメリカ、中東地域などの国々です。
生産地の近くや陸つづきの国には、気体のままパイプラインで運ばれます。
日本は生産地から遠く、海に囲まれているので、液体にしてからタンカーで海上輸送されます。

-162℃まで冷やし、液体にして運びます。

天然ガスを−162℃まで冷やすと液体になります。液体にした天然ガスをLNG(液化天然ガス)と言います。
液体にすると、体積が気体のときとくらべて約600分の1に減(へ)るので、その分一度に大量のLNGを運ぶことができます。
LNGは専用(せんよう)のタンカーで日本の港へ運ばれてきます。日本に着くと、LNGが流れるパイプに海水や温水をかけてあたためる設備(せつび)で、液体から気体の天然ガスにもどされます。
その後、発電所に送られて燃料になるほか、パイプラインで都市ガス会社などに送られます。

※体積比 体積が約600分の1/サッカーボール4個分あった天然ガスがゴルフボール1個分になるのとほぼ同じです。

LNGを運ぶタンカー。丸いドームの部分にLNGが入っています。

新潟と仙台をつなぐパイプライン

東北電力では、マレーシアやオーストラリア、ロシアなどからLNGを輸入しています。
LNGは、新潟東港(にいがた・ひがしこう)近くにある受け入れ設備(日本海LNG)に着きます。そこでLNGは気体の天然ガスにもどされ、東新潟火力発電所やパイプラインで新仙台火力発電所、仙台火力発電所に運ばれます。
天然ガスは石油や石炭とくらべて、燃えるときに出るCO2(二酸化炭素<にさんかたんそ>)の量が少ないクリーンなエネルギーです。

新潟と仙台をつなぐパイプラインは、約260kmあります。

東新潟火力発電所や新仙台火力発電所のPR館を見てみよう

東新潟火力発電所はまなす館
新仙台火力発電所ふれあい館

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