東北電力

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ようこそ百年の森へ 三居沢電気百年館
歴史をたどってみよう。



水力電力のはじまり

●日本ではじめての水力発電

 明治のはじめ頃、廃藩置県により困窮(こんきゅう)をきわめた士族層を救済し、東北地方に機織(はたおり)業を興そうという目的で製糸工場や機織工場、紡績工場が数多くつくられました。江戸時代から続く四ツ谷用水に支えられた豊かな水流を利用した産業の創設でした。
 明治20年に上野・仙台間に鉄道が開通すると、これから仙台の街も活気づくだろうと期待が高まりました。三居沢にあった宮城紡績会社社長の菅 克復(かん・こくふく)はこの時、将来電灯が必要になるだろうと1200燭灯のアーク灯1個と10燭灯の電球50個、5キロワットの発電機を購入しました。自分の経営する紡績会社だけでも電気の明かりをつけてみようと紡績機用の水車タービンに発電機をとりつけ、明治21年初めて三居沢の工場内に点灯しました。
 これが日本で最初の水力発電でした。また、電力を工場用に利用したのも三居沢が初めてでした。


●仙台で始まった電灯事業

 明治26年11月、宮城紡績会社の営業を引き受けていた佐藤助五郎は今後は諸工業の進歩発展に伴い電灯を利用する人はますます増えるだろうと、電灯会社設立に向けて活動を始めました。仙台電灯株式会社の始まりでした。
 しかし、新たに水力発電所を設置するには莫大な資金が必要になることから、まずは紡績会社の水力を利用して事業を始めようと宮城紡績会社を宮城水力紡績会社と変更しました。
 そして、365灯をともすことで開業しました。


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