環境行動レポート2001
循環型社会形成に向けた省資源・リサイクルの推進
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原子燃料のリサイクル
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 原子力発電所で使い終った使用済燃料には,燃え残りのウラン235が約1%,ウラン238が中性子を吸収して生成したプルトニウムが約1%含まれており,これらは再び燃料として利用可能です。このため資源が少ないわが国では,使用済燃料を再処理してウランやプルトニウムを回収し,繰り返し発電に利用する「原子燃料サイクル」を原子力政策の基本としています。

原子燃料のサイクル

プルサーマル
 使用済燃料を再処理して取り出したプルトニウムをウランと混合してつくった燃料(MOX燃料)を,軽水炉で利用することを「プルサーマル」といいます。プルサーマルは海外ではすでに30年以上の実績があり,現在もフランス,ドイツ,スイス等で実用規模で継続的に行われています。わが国では各電力会社が順次導入し,2010年までに合計18基の原子炉でプルサーマルを実施する予定ですが,当社は2010年までに女川原子力発電所の一基でプルサーマルを実施する計画です。

放射性廃棄物の管理
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 原子力発電所から出る放射性廃棄物には気体,液体,固体の廃棄物があります。放射性廃棄物は一般の廃棄物とは区別し,廃棄物の性状や放射性物質の種類等に応じた区分管理のもとで適切な管理・処理を行っています。
 気体廃棄物は,放射能を十分減衰させた後,安全を確認し排気筒より放出しています。液体廃棄物は,ろ過やイオン交換,濃縮などの処理を行った後,一部については安全を確認した上で放水口から放出しますが,発電所内での再利用を行っています。使用済樹脂,濃縮廃液は,貯蔵タンクに保管し放射能を減衰させた後,ドラム缶に入れて固化します。紙,布,金属といった雑固体廃棄物は,焼却や圧縮により減容した後,ドラム缶に詰めます。このドラム缶は発電所構内の固体廃棄物貯蔵庫で安全に保管し,その一部は日本原燃(株)の低レベル放射性廃棄物埋設センター(青森県六ヶ所村)に搬出しています。

原子燃料のサイクル



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