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火力発電所から排出される主な大気汚染物質には、硫黄酸化物(SOx)、窒素酸化物(NOx)およびばいじんがありますが、これらの排出濃度等を常時監視するとともに、抑制技術の適宜採用、自治体との公害防止協定の遵守等により、排出の抑制に努めています。
1999年度は東新潟火力発電所4-1号系列の運転開始等に伴い、SOxの原単位は0.26g/kWh(1998年度は0.28g/kWh)、NOxの原単位は0.37g/kWh(1998年度は0.42g/kWh)に低減しています。(参照1、参照2) |
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| SOx対策 |
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SOxは、燃料中の硫黄分(S)が燃焼により、空気中の酸素(O)と結合し発生します。
このSOxの排出を抑制するために、燃料の低硫黄化と排煙脱硫装置を設置しています。
排煙脱硫装置
石灰石を粉状にして水との混合液(石灰石スラリー)を作り排ガスに噴霧させると排ガス中のSOxと石灰石が反応、亜硫酸カルシウムとなります。これを更に酸素と反応させ石こうとして取り出せます。 |
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排煙脱硫装置
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| NOx対策 |
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NOxは、ボイラー内での燃料の燃焼に伴い、燃料中に含まれる窒素(N)および空気中の窒素と酸素(O)が反応して発生します。
このNOxの排出を抑制するために、二段燃焼法、排ガス混合法、低NOxバーナによる燃焼改善を行う方法に加え、排煙脱硝装置を設置する方法等を採用しています。
二段燃焼法、排ガス混合法
NOxは、燃焼温度1000℃以下ではわずかしか生成されず、1300℃以上では急激に増加するという性質があります。燃焼改善としては、温度の急激な上昇を抑制する方法によって発生を低減させます。その一つとして、二段燃焼法がありますが、これは、燃焼に必要な空気を少なめに供給し、更に火炎の上段に空気を送り込んで完全燃焼を図るものです。これに対し、排ガス混合法は、燃焼排ガスを燃焼用空気に混合し燃焼速度を遅くする方法です。
排煙脱硝装置
NOxを含んだ排ガスにアンモニアを加え、金属系の触媒の中を通し、触媒の働きで化学反応を起こし、窒素と水に分解し、NOxを除去する方法です。 |
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二段燃焼法、排ガス混合法
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| ばいじん対策 |
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燃料を燃焼させることによって灰分がばいじんとして排出されます。
このばいじんの排出を抑制するために、電気集じん装置を設置しています。
電気集じん装置
高圧の直流電圧を荷電した電極間にばいじんを通すことにより、ばいじんはマイナスの電気を帯び、プラス側の電極に吸着します。吸着されたばいじんを、周期的な槌打によって下部ホッパーに収集することにより、排ガス中のばいじんを取り除く方法です。 |
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電気集じん装置
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火力発電所における大気汚染緊急時の対応
光化学スモッグなどによる大気汚染の注意報・警報が発令された場合には、県から火力発電所に対し、必要な措置をとるよう要請がありますが、1999年度は各発電所とも緊急時の発令を受けていません。なお、発令が出された場合の対応としては、火力発電所の出力抑制、燃料の切り替えなどの措置を講じ、SOxやNOxを減少させることとしています。 |