地球環境レポート2000
環境問題に関する取り組み状況
環境に配慮した電力設備の形成と運用地球温暖化防止対策
CO2回収・固定化技術の研究
 化石燃料を使用する発電所の排ガスに含まれるCO2の回収、固定化に関する技術の開発を進めています。
ボイラー排ガスからCO2を回収する研究
 研究開発センターにベンチ規模のボイラー排ガスからのCO2回収技術試験装置(5N/h)を設置し、CO2回収エネルギーの低減を図るために、ハニカム型低圧損のCO2吸着剤や除湿剤の開発及び性能実証試験を行うとともに、システムの最適化を図るための研究開発に取り組んでいます。

新型ハニカム吸着剤と従来型ビーズ吸着剤
新型ハニカム吸着剤と従来型ビーズ吸着剤
PSA法によるCO2ガス分離の概念図
PSA法によるCO2ガス分離の概念図
PSA(Pressure Swing Adsorption): 圧力の変化でガス成分を選択的に吸着するゼオライトを用いたガス分離法。空気を原料とし,酸素や窒素を分離製造する技術が実用化されています。
高効率発電技術
 火力発電所のさらなる熱効率の向上を目指し、1,500℃級の高効率ガスタービン実現に必要な耐熱材料、翼冷却技術、高温低NOx燃焼器等の要素技術開発を行いました。
 開発した技術を東新潟火力発電所4-1号系列1,450℃級に適用し、夢の世界最高熱効率50.6%を達成しました。
 この熱効率達成により、従来型LNG火力と比較して東新潟火力4号系列全体で年間約37万トンの燃料(新潟市の一般家庭の約4年分の電力が賄える燃料)を節減し、CO2を22%低減したことになります。
一方向凝固翼
一方向凝固翼
従来の普通鋳造合金に比べ耐熱温度が約50℃高い一方向凝固翼を開発し、第1・2段動翼に採用しました。
全面膜冷却翼
全面膜冷却翼
空気による全面膜冷却技術を開発し、ガスタービン入口ガス温度1,450℃においても従来1,300℃級ガスタービンなみの翼メタル温度を達成しました。
蒸気冷却式低NOx予混合燃焼器
蒸気冷却式低NOx予混合燃焼器
東新潟火力発電所4-1号系列 1,450℃級ガスタービン
東新潟火力発電所4-1号系列  1,450℃級ガスタービン
地球温暖化防止対策 6/8
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