
●人類共通の課題としての地球環境問題
地球環境問題は,地球温暖化,酸性雨,森林の減少,海洋汚染等広範囲かつ世代を超えた人類共通の課題であります。また,産業革命以来,社会の発展を支えてきたエネルギー消費と密接不可分であり,社会システムの基盤に関わる重要課題と認識しております。
とりわけ,地球温暖化の問題は,1997年12月に京都で開催された「気候変動枠組条約第3回締約国会議(COP3)」で,日本をはじめ各国の温室効果ガスの削減目標が設定されたのを契機に改めてクローズアップされてきております。
●持続的発展を可能とする社会・経済システムへの転換
今日の地球環境問題は,大量生産・消費・廃棄による経済成長,すなわち従来の効率概念・経済概念に基づく開発や生活のあり方と,これを支えてきたエネルギー供給システムに対する警鐘であり、問題解決に向けて地球環境と調和した持続的発展を可能とする社会・経済システムへの転換を図る必要があります。
●環境保全への取り組みはエネルギー産業としての責務
当社は,「地域繁栄への奉仕」を経営理念に掲げ,東北地域の生活向上と産業発展のため安定・低廉な電気をお客さまにお届けすることを使命としながら,それぞれの時代における社会の要請に応えるため,電力供給システムの効率性と環境対策において着実な努力を積み重ねてまいりました。
エネルギー産業の一翼を担う当社としては,日常業務のすべてが地球環境問題と深く関わっているという認識の下,地球環境の保全に全力をあげて取り組んでいく必要があると考えております。
●地球環境に調和した社会全体のエネルギーシステムの形成に向けて
当社は,電力供給の安定性,経済性,環境負荷特性等を考慮し,原子力を中心としたバランスのよい電源開発を推進していくとともに,発電効率の向上,送配電損失の低減,資源リサイクルの推進,新技術の開発等により地球環境の保全に配慮した電力供給システムの構築をめざしていきます。
一方,需要面においてもお客さまとのコミュニケーションを通じてエネルギーの有効利用や負荷平準化に努めるとともに,社会の一員として地球環境に調和した豊かな地域社会づくりに貢献していきます。

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