東北電力 緑のカーテン運動

困ったときのQ&A

どのくらいの高さまで伸びるの?
日当たりや気候、肥料等の条件にもよりますが、ゴーヤをタネから栽培すると、プランターで2〜3m、地植えで3〜4mくらいに生長します。プランターでも十分に1階の窓を覆う高さになります。
ベランダやバルコニーでもできますか?
プランターを使用すれば十分栽培できます。プランターは落下しないようベランダの柵の内側に置いてください。ネットや支柱は手すりや柱にしっかり固定しましょう。特にアパートなどの共同住宅の場合は次のことに注意してください。
  • 上の階までツルが伸びてしまわないようにしてください。
  • 下の階に水がかかったり、浸み出したりしないようにしてください。
  • 枯れた葉や土が風で飛びやすいので、ベランダの排水口がそれらで詰まらないように早めに掃除してください。
去年と同じ場所に植えても大丈夫?
ゴーヤは「ウリ科」で連作を嫌う植物です。プランターで去年の土を再利用する場合は、ふるいなどで根を取り除いて、腐葉土や堆肥、土壌改良材(リサイクル用土)を混ぜてください。去年、生育途中に植物に病気が発生した場合は、熱湯や日光で消毒してから使用することをおすすめします。地植えの場合は、植える場所をずらすか、土を入れ替えましょう。アサガオの場合でも同様の作業を行ってください。
お風呂に入浴剤を使っています。その残り湯をあげても大丈夫?
入浴剤によっては植物の生長に影響を与える恐れがある成分が含まれている場合もありますので、避けてください。入浴剤を使っていなくても、お湯だと根を傷めてしまうので、十分に冷めてからあげてください。
また、米のとぎ汁や雨水を溜めておけば水やりに使えます。
なかなか芽が出てきません。どうしたらいいの?
芽が出てくることを「発芽」といいます。「発芽」には十分な温度と水分が必要です。土の温度(地温)が発芽に適した温度(発芽適温)になることが必要です。ゴーヤの発芽適温は25〜30℃くらい、アサガオの発芽適温は20〜25℃くらいです。地温は気温に影響され、日当たりによっても異なります。条件が良ければ4〜5日で発芽しますが、地温が低いともっと日数がかかります。まだ気温が低い時期は、プランターやポットを屋内に入れたりビニールで覆ったりして保温してください。芽が出たら日中はビニールを少し開けて蒸れないように注意してください。
「間引き」はどうしたらいいの?
「間引き」とは一番元気な苗を残すために他の苗を取り除くことをいいます。 一箇所に2〜3粒まいて本葉が2〜3枚になったころに、茎が細い、葉と葉の間隔が広い、色が薄く形がいびつな苗を取り除いてください。ハサミなどで茎を切ると、残す苗の根が傷みません。
ネットを張るときに注意しなければならないことは?
共同住宅や会社で育てる場合、ネットは避難経路を塞がないように設置してください。ゴーヤは実がなると重くなるので、その重さに耐えられるように、ネットや支柱はなるべく丈夫なものを使用してください。高いところで作業をする場合は、十分に気をつけてください。
摘芯(てきしん)」はどうしたらいいの?

摘芯(てきしん)」とは、脇芽(子ツル、孫ツル)が出やすくするために茎やツルの先端を切ることです。ゴーヤの場合は、本葉が5〜6枚になったら摘芯します。その後、ツルがネットからはみ出したら摘芯してください。ゴーヤは親ツルに「雌花」をあまりつけないので、摘芯して子ツル・孫ツルを伸ばしてください。そうすると「雌花」、そして実がつきやすくなります。アサガオの場合は、本葉が8〜9枚になったら、5〜6枚目の上ぐらいで切ります。こうすることで、脇芽がたくさん出やすくなります。

摘芯の様子

誘引(ゆういん)」はどうしたらいいの?

誘引(ゆういん)」とはネットにうまくツルが広がるように誘導することをいいます。茎やツルをネットや支柱にヒモなどを使って固定しますが、茎やツルが太くなったときに食い込まないよう余裕をもたせてください。ツルを横方向に誘引して扇形に仕上げていくと、きれいな形の「緑のカーテン」になります。ホームセンターの園芸コーナーに、テープや結束バンドなどいろいろなタイプの固定具がありますので探してみてください。

結束バンドでの誘引

葉が黄色くなって元気がないのですが?
肥料が不足していると思われます。栄養不足になると葉の色が薄くなったり黄色くなったりします。花が咲く、実がつき始めるなどの生長が著しい時期に適量の肥料を2週間から1か月ごとによく観察しながら与えてください。固形肥料は、根元から少し離れたところに置くか土に押し込んでください。液体肥料は水で薄めて水やりを兼ねてあげてください。
ある程度生長した後、なかなか茎が伸びないのですが?
植物は、地上部の茎と地下部の根がバランスよく生長していくものです。そのため、プランターや鉢植えなどで栽培した場合、ある程度を超えると根の生長が止まり茎が伸びなくなる場合があります。
人工授粉は必要ですか?

ゴーヤなどの「ウリ科」の植物は、花の付け根が膨らんでいる「雌花」と、茎が細い「雄花」があります。普通は昆虫が「雄花」から「雌花」へと花粉を運んでくれます。「雌花」が咲くのになかなか実がつかない場合は、「雄花」の「おしべ」の花粉を「雌花」の「めしべ」に直接または綿棒などで擦りつけてください。

人工授粉の様子
(上:雌花、下:雄花)

実はどれくらいの大きさで収穫するの?
ゴーヤの実は、プランターで10〜20cm、地植えで20〜30cmくらいになります。縦に伸びきってから太くなっていくので、太さが変化しなくなり緑色が少し薄くなったら収穫時期です。
色が緑の実は、シャキシャキした食感と程よい苦味が楽しめます。
あっという間に黄色くなるので、早めに収穫しましょう。
カメムシやアブラムシが出て困るのですが?
大発生しない限り神経質になる必要はありません。アブラムシが気になる時は葉ごと取って捨ててください。カメムシは驚かせると臭いを出すので、捨てても良い紙などにのせて、そっと逃がしましょう。牛乳や木酢液を水で薄めてスプレーする方法もあります。市販の農薬を使う時は、ホームセンターなどで専門家のアドバイスを受け、正しく使用してください。